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紅茶のチカラ

vol.15
紅茶が口臭を抑える?!

紅茶が口臭を抑える?!

ビジネスパーソンにとってケアしておきたいのが口臭。
忙しくて昼食後の歯磨きができないまま打ち合わせに入ったり、人と会話するときにはいつも気にしている・・・そんな方に朗報です。
今回、食事がもとになって発生する口臭に対して、紅茶が効果的かもしれないということが分かりました!

口臭が発生するのは、食べかすなど口の中のタンパク質が嫌気性菌の酵素によって分解され、口臭原因物質に変換されることが原因のひとつとされています。

紅茶と暮らし研究所が実施した実験では、食事という想定で牛乳を飲み、その後に紅茶を飲むと、代表的な口臭原因物質であるメチルメルカプタンの発生を抑えられるという結果が得られました。( 図1参照 )

口臭成分発生に対する紅茶の抑制効果
(飲用前後の口腔内メチルメルカプタン濃度比較)
口臭成分発生に対する紅茶の抑制効果 (飲用前後の口腔内メチルメルカプタン濃度比較)
  • ◆出典:キリン(株)
  • ◆実験条件:口腔疾患を持たない健康な男女5名に対し、クロスオーバー試験を実施した。歯磨きを5分間した後に10分間安静にし、その後、食事に見立てた牛乳200mlを5分間かけて摂取した。さらに10分間の安静後、シリンジに呼気を採取して、口臭成分メチルメルカプタン濃度を測定した(飲用前メチルメルカプタン濃度)。その後、「紅茶」「湯」の何れかを105分かけて500ml飲用し、15分間の安静後に呼気を採取して、メチルメルカプタン濃度を測定した(飲用後メチルメルカプタン濃度)。
  • ・飲用前後の呼気中のメチルメルカプタン濃度は各3回測定し、平均値を比較した。
  • ・メチルメルカプタンの測定には、センサガスクロマトグラフ装置(エフアイエス株式会社製ODSA-P2)を用いた。
  • ・紅茶は、茶葉9gを沸騰させた湯600mlで3分間抽出し55℃で提供した。湯は55℃で提供した。

また、北海道医療大学鎌口先生との共同研究では、メチルメルカプタンが発生する理由の一つ「嫌気性菌によるタンパク質の分解」を紅茶ポリフェノールが抑えるという結果も得られました。( 図2参照 )

嫌気性菌タンパク質分解酵素に対する
紅茶ポリフェノールの効果
嫌気性菌タンパク質分解酵素に対する 紅茶ポリフェノールの効果

(日本口臭学会第6回学術大会および第35回日本歯科薬物療法学会総会・学術大会にて研究結果を発表)

  • ◆出典:キリン(株)
  • ◆実験条件:嫌気性菌液20 µl、サンプル希釈液5µl、バッファー15 µlを混合し、さらに基質液を60 µl添加し、37 ℃で10分間反応させ、405nmの吸光度を測定、酵素(Arg-gingipain)の活性を測定した。(n=5, p<0.05)
  • ・嫌気性菌液:P. gingivalis ATCC 33277をTYHM 培地にて37 ℃、1日嫌気培養後、遠心後、saline洗浄を3回行い、600nmの吸光度が1.2となるようにsalineにて調整した。
  • ・基質液:1mM Nα-Benzoyl DL-arginine 4-nitroanilide HCl および5 mM cysteine を添加した0.1M Tris-HCl
  • ・紅茶ポリフェノールはメタノール:DMSO=1:1で溶解・希釈したもの、コントロールにはメタノール:DMSO=1:1溶液を用いた。

歯磨きしてないのに人と会うことになってしまった・・・。そんな時は紅茶を飲んでみるのもいいかも?!

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